第5回「大阪ほんま本大賞」、『幻坂』(KADOKAWA)に
文=新文化編集部
大阪の書店員や取次関係者の有志で組織するOsaka Book One Project(OBOP)はこのほど、有栖川有栖『幻坂』(角川文庫)を「大阪ほんま本大賞」に決めた。
OBOP事務局は販売目標を5万部とし、7月25日から来年1月まで、大阪府および関西近隣の書店に呼びかけて増売する。売上げの一部は大阪府社会福祉協議会を通じて、児童養護施設へ図書寄贈分に充てられている。これまで計13万部以上を販売し、400万円分の図書を寄贈してきた。