出版デジタル機構、「NetGalley」を本格稼動
文=新文化編集部
10月17日、Webを活用した紙の本の促進支援サービス「NetGalley」(ネットギャリー)を本格稼動した。書店員、図書館員、教育・報道関係者、ネットブロガーなどを対象に、発売前の書籍ゲラや見本本を電子書籍の形態で無料配布する。出版社によって承認された利用者は、仕入や予約のほか、記事やレビューを書く材料にできる。増売や書籍情報が広く社会に拡散されることが期待されている。
これまではKADOKAWA、幻冬舎、講談社、光文社、集英社、小学館、ディスカヴァー21の7社でテストしてきたが、本稼動にあたり、朝日新聞出版、イースト・プレス、秀和システム、主婦の友社、竹書房、トランスビュー、白泉社、PHP研究所、ブリッジ、マガジンハウスが加わり、計17社から作品の提供を受けることになった。本サイトはこちら。