光文社、3年ぶり最終黒字
文=新文化編集部
8月27日、株主総会および取締役会を行い、第75期(H30.6.1~R1.5.31)決算と役員人事を決めた。総売上高は203億0600万円(前年比6.5%減)で3年連続減収。利益面では、経常損失7億6500万円となったが、同社が保有していた光文社ビル(東京・豊島区)を売却したことで当期純利益は36億2400万円。最終利益ベースで3年ぶりに黒字化した。
総売上高の内訳は、「販売」96億7500万円(前年比9.7%減)、「広告」64億2100万円(同8.0%減)、「その他」36億1400万円(同13.2%増)、「不動産」5億9600万円(同30.0%減)。
役員人事では、烏山公夫取締役が常務(総務局、経理局)に昇任。丹下伸彦取締役会長が退任し、相談役に就いた。