出版各社、自社サービスを期間限定で無料公開
文=新文化編集部
新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の学校が休校となったため、自社サービスの無料公開を行っている。
朝日新聞出版は自社のコミックサイト「ソノラマプラス」で同3日、「科学漫画サバイバル」と「バトル・ブレイブス」の学習漫画2シリーズを無料公開した。同31日まで、毎週2冊ずつ更新する。
ベネッセコーポレーションは3月2日から、進研ゼミ会員向けの「電子図書館まなびライブラリー」を無料公開している。同会員以外は初回利用のみ登録が必要だが、進研ゼミの教材、出版社9社の書籍約1000点、映像会社3社のコンテンツ約20点を閲覧することができる。公開期間は同23日まで。
期間限定で特設の無料サイトを開設したのは、学研ホールディングスと誠文堂新光社。学研ホールディングスは同2日、「Gakken家庭学習応援サイト」を、誠文堂新光社は同5日、「『子供の科学』無料公開特設サイト」をそれぞれ開設した。学研ホールディングスは同31日、誠文堂新光社は4月5日まで公開している。