ブラック企業に勤めていてもう限界…~『やる気を引き出す会話のマジック 』
- 『やる気を引き出す会話のマジック NLPコミュニケーション入門 (朝日新書)』
- 千葉 英介
- 朝日新聞出版
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「もう会社に行きたくない」、「誰にも認めてもらえない」。そんな内的会話に潜むストレスからのメッセージ。
内的会話とは「何かを一人で考えているときや、どちらに決めようか迷ったりするときなど、声には出さずに頭の中で自分と会話しているような状態」のこと。
私自身も「ブラック企業」に勤めていた頃は、こんな内的会話を繰り返していたような気がします。「残業代も出ない、こんな会社にいても辛いだけ。意味あるのだろうか。でもそんなことを言っているようじゃ、どこにいっても通用しないのかな...」。
そんな時の対処の仕方として、「なぜ、わたしは辛いのだろう。このことは、私に何を教えてくれているのだろう」と自分の心と体と丁寧にコミュニケーションを取ることが、ストレスを緩和する方法だと『やる気を引き出す会話のマジック』の著者が指摘しています。
ちなみに「ブラック企業」と言えば、2ちゃんねるの書き込みから生まれた映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』が11月下旬に公開を控え、話題を集めています。
ここ数年、「ブラック企業就職偏差値ランキング」上位常連の某通信会社に勤める友達は、「ブラック会社に勤めてるけど、もう限界」と嘆きはじめました。これまでずっと否定的な内的会話を繰り返してきた様子。この本を読んで、ストレスが緩和されるといいのですが。