男はみんなマザコン?~『斎藤一人の絶対成功する千回の法則』

普及版 斎藤一人の絶対成功する千回の法則
『普及版 斎藤一人の絶対成功する千回の法則』
講談社
1,050円(税込)
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> 本やタウン

 2009年を振り返ると、「草食男子」「肉食女子」といった言葉が流行りました。それが意味するところは、女性が理想の男性と巡り会いたいと思ったら、女性は黙って待っているだけではダメ。女性から積極的にアプローチしないといけない時代になったということになります。

 そんな世の女性たちに朗報(?)かもしれません。「男にモテる法則」というのがあるそうです。

 その法則を提唱しているのは、「スリムドカン」などのヒット商品で有名な「銀座マルカン」創業者の斎藤一人氏。彼は高額納税者番付の全国1位となったこともある人物。成功のエッセンスが詰まった著書も大人気の人です。そんな斎藤氏は、「男にモテる法則」を次のように述べています。

 そもそも、男性はどんな女性が好きなのか? たぶん多くの女性は「男性は優しくて女らしい女性が好き」と思っているに違いない。だから男性に対して「優しくて女らしく」接しようとする。実は、これが大きな間違い。男性がイメージしている「優しくて女らしい女」は自分の母親。母親は子どもが間違ったことをすると叱ってくれる厳しい面を持っている。その厳しさも含めて母親のことを「優しくて女らしい」と感じている。男性は結局みんなマザコンなのだから、女性が男性に好かれたいと思ったら、"母親"になるのが一番。男性に対してただ優しくするだけではなく、間違えたり悪いことをしたりした時に、厳しく叱ってあげなくてはいけないのだ。 (以上、斉藤氏談) 

 ところが現実は、女性は好きな男性には優しく、嫌いな男性にはきつく当たってしまう傾向にあります。これでは、嫌いな男にばかり好かれてしまうことに(笑)。

 例えば、デート中、夕食の話になった場合。男性が「何が食べたい?」と聞いたときに、女性が「何でもいいわ」と返してしまうことがよくあります。女性にしてみれば「あなたに任せます」という女らしさを見せたつもりかもしれませんが、男性にしてみれば大迷惑。よほどのグルメでもない限り、食べ物のことばかり考えている男性はいません。男性は、母親がいつも自分にビシッと言ってくれるのと同様、相手の女性にもその厳しさを求めているのです。逆に、相手がどうでもいいと思っている男性だと、女性は自分が何を食べたいのかはっきりと言いますよね? これが正解。そう、ワガママにふるまうくらいのほうが男性の目には魅力的に映るわけです。

 女性のみなさん、気になる相手には遠慮せずに自分の意見をぶつけてみてください。2010年の賢い女性像は、「肉食女子」から進化した「母親女子」かもしれません。

« 前の記事TOPバックナンバー次の記事 »