ギャルママが公民館に集まる理由~『I Love mama 』
- 『I Love mama (アイラブママ) 2010年 05月号 [雑誌]』
- インフォレスト
- 580円(税込)
- >> Amazon.co.jp
月刊20万部発行のギャルママ雑誌『I LOVE mama』をご存知ですか? 元々はnuts×小悪魔agehaの別冊として発売された同誌が人気を呼び月刊化されたもの。3月17日で月刊化1周年を迎えました。
そこで「ギャル」と「主婦」を両立するギャルママのライフスタイルをテーマに、『I LOVE mama』と味の素KKが共同で3月にアンケート調査を実施したところ、7割近くのギャルママが、毎日、家庭で料理を作っていることがわかりました。
「ギャルママは、コンビニ弁当ですませてそう」なんて思ったら大間違い。彼女たちは若くして結婚、またはシングルマザーも多かったりするので、世帯年収も300万円未満の家庭がほとんど。ゆえに実はものすごく節約上手。それでいて家族を喜ばせたいから、ギャルママ料理は「安くて・簡単で・ゴージャス」。
しかも、「普段の夕食に用意する料理の品数はいくつぐらい?」という回答には「4品(42.7%)」が最多。「5品以上(21.4%)」を合わせると6割を超える結果となり、お金と時間のない中、ギャルママがキチンと料理をつくっていることが明らかになりました。さらに、「普段、お弁当を作りますか?」という質問には「夫のお弁当を作ることがある(56.4%)」、「子どものお弁当を作ることがある(21.4%)」となり、ギャルママ内で手作り弁当が広がっていることも判明。お弁当を「ほぼ毎日作る」「週に4~5回程度作る」という回答は約半数にのぼり、夫や家族のために頑張るギャルママの姿が浮かび上がりました。
ところで、毎日の家事を手堅くこなすギャルママたちも、育児や生活に関して不安を抱くのは当然。そんな時に頼りになるのが「ママサー(ママサークル)」や「ミーツ(meets:ママサーやママ友との集まり)」と呼ばれる情報交換の場。
アンケート結果では、約6割のギャルママが「ママサー」に入って育児の悩みや夫・家族の相談、また子どもの教育について互いにアドバイスし合っていました。しかも、「ミーツ」が開かれる場所は公民館・児童館などの無料施設。ここでも節約していることがわかります。
家事や育児にも手を抜かず、少ない生活費をやりくりしながら「ギャル」と「主婦・母親業」を両立しているギャルママたち。意外な彼女たちの素顔を、みなさんはどう思われますか?