シャープ「GALAPAGOS」にTSUTAYAのサービスが連携
電子書籍端末「GALAPAGOS」で話題のシャープと、TSUTAYAを全国展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、「GARAPAGOS」向けに新聞や雑誌、映像、音楽などを配信するコンテンツストア「TSUTAYA GALAPAGOS」を12月にオープンすると発表した。
GALAPAGOSは、「売り切りではなく、進化し続ける端末」といった意味が込められた、シャープの電子書籍端末。無線LAN(IEEE 802.11b/g)に対応しており、電子書籍や雑誌をダウンロードして購入できるほか、Webサイトの閲覧も可能。
端末は、「雑誌が見開きで読める」という10.8インチ(1366×800ピクセル)ディスプレイのタブレット型と、「文庫本感覚で手軽に楽しめる」と いう5.5インチ(1024×600ピクセル)の2機種が用意されている。
「TSUTAYA GALAPAGOS」では、新聞、雑誌、コミックなどの電子ブックコンテンツ約3万冊を配信。また TSUTAYAの仕入れ力を活かし、映像、音楽、ゲームなどのエンターテイメントコンテンツについても、国内最大級のラインナップ数を取りそろえる予定だという。また、読書の途中に関連した動画をストアから探して閲覧できるなど、ジャンルの枠を超えた形のサービスも検討している。
競争激化が確実な電子書籍業界。来春までに端末100万台の販売を目指すGALAPAGOSに注目が集まっている。