私の好きなわらべ歌
気鋭のシンガーソングライターにしてエッセイストである寺尾紗穂。ライブでオリジナル曲とともに演奏している各地の魅力的なわらべ歌を、それぞれの歌の意味や由来をたどりつつ紹介していきます。
記事一覧
- 第10回 名古屋のお手玉歌 裏の畑のちちゃの木に
- アルバムに入れた曲の中でも最も「怖いですね」と言われる曲だ。名古屋市千種区のお... (21.01.16)
- 第9回 生野の子守唄
- ここ数年、風の神様のことが気になっているので、夏の終わりは各地の風鎮祭や風祭に... (20.10.02)
- 第8回 京都の雪の歌
- 先日蔵王の北原尾へ取材へ行った。北原尾の原尾とは、カロリン諸島にあるパラオを指... (16.11.04)
- 第7回 埼玉のホタルのわらべ歌
- ちょうど今のレコード会社に移ってまもないころだったと思う。私は埼玉のホタルのわ... (16.08.16)
- 第6回 新潟の風のわらべ歌
- 去年の秋、新潟上越市でのライブがあった。打ち上げに集まった人々の雰囲気も含めて... (16.06.27)
- 第5回 茨城の七草のわらべ歌
- 2015年の秋、鳥取の大山の丘の上でライブがあった。そのとき、鳥取のわらべうた... (16.05.13)
- 第4回 高知のちょうちょのわらべ歌
- 2014年、安藤桃子監督が「0.5ミリ」という新作映画を一番最初に公開したの... (16.03.22)
- 第3回 熊本葦北の子守唄
- ライブで訪れた隠岐島海士町で偶然知った「兎の耳の子守唄」との出会いを経て、私は... (16.02.23)
- 第2回 隠岐島海士町の子守唄
- 2013年春、私は隠岐島で開かれた音つなぎというイベントで隠岐神社で演奏した。... (16.02.19)
- 第1回 徳之島の子守唄
- 母になってから、8年近くなるけれど、多分に天邪鬼の私は母親らしい子供の曲は作る... (16.01.29)
著者紹介
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寺尾紗穂
てらお・さほ
1981年、東京生まれ。シンガーソングライター、エッセイスト。2006年に『愛し、日々』でソロデビュー。セカンドアルバム『御身』は坂本龍一、大貫妙子らから高い評価を得た。大林宣彦監督作品『転校生 さよならあなた』の主題歌を担当した他、 CM、文筆の分野でも活躍中。著書に『評伝川島芳子 男装のエトランゼ』(文春新書)、『原発労働者』(講談社現代文庫)、『南洋と私』(リトルモア)などがある。2016年8月に、本連載に登場する曲を歌ったアルバム「わたしの好きなわらべうた」をリリース。